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日本てんかん学会参加記

約10年振りにてんかん学会へ行って参りました。
以前てんかん学会に毎年参加していた時は研究者の端くれとして自分の動物実験の結果発表とそれに関連した基礎研究のセッションばかりに参加していましたが、今回は開業医として抗てんかん薬の薬物療法に関する臨床発表を主に聞いてきました。
しかし以前私が携わっていたEL(イーエル)マウス(注)というてんかんモデルマウスの研究を継続しておられる村島先生(首都大学東京)のご発表も聞いてきました。
私がELマウスの実験をしていたのは平成3年から約10年間でしたが、村島先生はその前からELマウスに関する研究をされておられるので、もう30年近くされているんだと思います。一つの対象をこれだけ継続されていることは本当に素晴らしいことと思います。
発表内容(神経細胞認識タンパクなんちゃらかんちゃら・・・)は今の私の知識では全くついていけませんでしたが、村島先生のご発表ぶりなどは昔と全く変わっておられず、とても懐かしく嬉しく思いました。
今後は毎年てんかん学会へ参加するつもりなので、また村島先生と話できる機会もあるんじゃないかと楽しみです。

あとランチョンセミナーでは慢性てんかんにおける抗てんかん薬治療についてShorvon先生(ロンドン大学)の講演も勉強になりました。
特に結びでは「今までたとえ数多くの治療で失敗してきていようが、てんかん寛解の希望をいつも失わないこと。」と話されました。
我が国でも新しい抗てんかん薬も増えており、我々医師も患者さんも希望を持ちつつ、治療を継続していくことが大事だと思います。

(注)ELマウスとは生後4週より前庭刺激(40回程度の放り上げ刺激など)を週に一度繰り返すことにより、8週頃よりてんかん発作を起こすようになります。遺伝要素と後天的要素が重なっててんかん原生を獲得するという、ユニークなてんかんモデル動物の一つです。先月より使用できるようになった新規抗てんかん薬であるレベチラセタム(商品名:イーケプラ)はてんかんの発症メカニズムを抑制する作用があるのではないかという研究結果があります。このレベチラセタムがELマウスのてんかん原生獲得過程を抑制できるのか?と個人的には興味があるところです。
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by k_m_c | 2010-10-15 13:13 | 学会報告