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イーケプラ講演会内容

昨夜行ってきた新規抗てんかん薬レベチラセタム(商品名イーケプラ)の講演会の話です。
診療終了後もいろいろと雑用をしており、後半部分からの参加でした。
まずは愛知医科大学精神科の兼本教授の「新規抗てんかん薬に期待するもの」では、
第1世代薬:フェニトイン(アレビアチン)、フェノバルビタール(フェノバール)など
第2世代薬:バルプロ酸(デパケン)、カルバマゼピン(テグレトール)など
第3世代薬:トピラマート(トピナ)、ラモトリギン(ラミクタール)、ガバペンチン(ガバペン)
第4世代薬:レベチラセタム(イーケプラ)
と分類され、
①最近では副作用面などの負担の大きい第一世代の処方率が減り、第3世代薬の処方が増えていること。
②第3世代薬の治療効果、継続率、有害事象などの特性
③第1世代~第4世代の各薬剤の治療効果と忍容性などについて
などを判りやすく説明していただきました。

次のZaccara先生(Palagi病院、イタリア)の「てんかんにおける治療目標の達成-レベチラセタムについて-」では
①薬剤特性として、他の薬剤との相互作用がほとんどないこと(特に併用療法の際に重要)、半減期が短いこと(定常状態に入りやすい、反面有効濃度からも外れやすいが)、治療有効量に早く到達できる(500mg/日で開始し、次のステップで有効量の1000mg/日へ増量できる)
②効果、忍容性(副作用の少なさ)、継続性にバランス良く優れているため長期治療の有効性(effectiveness)が高い
③妊娠時の催奇形性のリスクについてはまだ時期尚早であるが、安全であり危険ではないと考える。
などを話されておりました。

SV2Aを介するという既存の抗てんかん薬にないユニークな作用機序があること、長期治療の有効性(Long Term Effectiveness)に優れているとのデータが多く出ていることは非常に良いと思います。
国内および海外の文献も数多く読みましたし、本講演会を聞いてレベチラセタム(商品名:イーケプラ)についても大分理解を深めることができました。
適応となると思われる患者さんにボチボチとお勧めしていこうと思います。
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by k_m_c | 2010-11-14 12:04 | 治療薬情報