精神科における最新の治療薬情報や僕の独り言を書いてます・・・
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第24回 日精診チーム医療・地域リハビリテーション研修会(大阪大会)のメインシンポジウムに登壇してきました。
令和6年2月22日(木)、23日(金)に院長が所属している日本精神神経科診療所協会(日精診)の第24回 日精診チーム医療・地域リハビリテーション研修会(大阪大会)が上本町の大阪国際交流センターで開催されました。その中で23日のメインシンポジウム「精神疾患にも対応した地域包括ケアシステムの構築にむけて」においてシンポジストの一人として「SOHOなクリニックが地域包括ケアの拠点としてなりえるのか?」との演題で話をし、その後のパネルディスカッションにも参加させていただきました。
当院のように医師1名、看護師1名、事務職員1名という非常に小さな(SOHO:Small Office Home Office)クリニックで何ができるかということを話をしました。 その中で日精診で院長が研究班長として昨年から行っている統合失調症外来治療研究2023(MUSASI:Multicenter treatment Survey and Assessments for Schizophrenia in psychiatric clinics)の当院でのデータから見えて来たことなどもお話ししました。 簡単にまとめますと、①患者さんの平均年齢が50歳になっており、親と同居されている方も多く、『8050問題』があること、②患者さんの高齢化に伴い身体合併症にも注意する必要があること、③治療の難しい患者さんに対するクロザピンや電気けいれん療法などの導入が難しいこと、④当院では抗精神病薬単剤治療が約70%と高く、可能な限り併用薬を減らそうとしていること、などについてスライドにて説明しました。最後に結語として『これまでと同様に患者さんの状態に応じて、①適切な薬物療法(可能な限り抗精神病薬単剤)、②必要に応じた支援体制を一緒に考えていく(SDM:共同意思決定)ことが大事である。』とまとめました。
by k_m_c
| 2024-02-25 23:43
| 学会報告